自分の求めている賃貸物件と出会うために

自分の求めている賃貸物件と出会うために



自分の求めている賃貸物件と出会うためにブログ:31-8-16


「今日の14時ご飯、何がいい?」
わたしはお父さんに尋ねた。

「テキが食べたいのぅ」
テキというのはビーフステーキのことだ。
昔はビフテキと言っていた。
お父さんはそれをさらに短くテキと呼んでいたのだ。

魚釣りが趣味の85歳のお父さんだから、
焼き魚とか、煮物とかを想像していた。

「ビフテキかぁ、うふふふ」
わたしは意表を突かれて、笑いがこみ上げてきた。

お父さんは入院していた。しかも末期癌。
身体中には特有の疼痛を抱え、
痛み止めも欠かせなかった。

根治することはもはや不可能で、
治療はもっぱら痛みをとることと、
延命を秤にかけるような綱渡り状態だった。

体力的にも
ある種の小康状態でいられる最後の段階だろうと言う。

主治医と相談して
思い切って自宅へみっか間の外泊を決めた。
その一日目に食べたいと言ったのがビフテキだった。

上等の牛肉を張り込んで2枚買ってきた。
満足そうに食べるお父さんの顔を見ていると、
思い切って帰ってよかったと心から思った。

そして、自宅療養最後の日…
お父さんが自宅で過ごす最後かもしれないという
厳しい現実には気づかぬふりをして、
わたしは尋ねた。

「今日は、何食べる?」
「お惣菜屋のコロッケがええのう。
アレならゴミも出んし、片付けもいらんしなぁ」

自宅で最後になるかもしれない食べる事に選んだのが、
お惣菜屋のコロッケ…

疼痛にいつ襲われるかわからないお父さんを
車で2時間かけて
病院まで送り届けなければならないという大仕事を控えている
むすめを思うお父さんの選択だった。

お父さんは最期までわたしを思い、気遣い、
お父さんとしてわたしを甘やかしてくれるというのだった。

わたしはこみ上げてくる何かをこらえるのに
これほど苦労したことはなかった。
自分の求めている賃貸物件と出会うために

自分の求めている賃貸物件と出会うために

★メニュー

管理物件が豊富に取り揃えている不動産屋
悪質な賃貸物件についての広告に注意
賃貸への引越しには家賃の半年分は準備しておこう
一番大切なのは支払える家賃設定
世の中の動きによって賃料に変化がある
時折問題になっている敷金の使われ方
自分の求めている賃貸物件と出会うために
引越しが決まったら2週間前に不動産屋へ
掲載するのに物理的限界のある賃貸情報誌
最初にインターネットで探して問い合わせ


ページ先頭 ページの先頭へ
トップに戻る トップに戻る
友達に教える 友達に教える
(C)駅チカ賃貸物件で便利生活始めよう